防犯カメラ用語集
防犯カメラには多くの種類の関連機器があります。同時に、普段は聞き慣れないような専門用語も数多くあります。こちらでは数多くの用語の中でも、基本的な用語を解説します。
赤外線照射機能(赤外線LED)
赤外線を利用することで、暗いところや夜間でも撮影が可能になります。店舗・オフィスの消灯後の暗い状態や屋外でも使うことができます。エステクトが提案している全ての防犯カメラに赤外線LEDが搭載されています。
フリッカーレス機能
蛍光灯や水銀灯の明かりの下で撮影したときに起こる画面のちらつきを解消します。
逆光補正機能
逆光のときに明るさを調節して、被写体が暗く映るのを防ぎます。
ホワイトバランス
ライトの種類や光の当たり方の違いによって起こる白色の映り方を補正します。この機能によって、逆光などで被写体と背景の明るさに差が出たときにも、同じ白さで映るように調節されます。
固定焦点レンズ
ズームのない、映す範囲が一定のレンズです。
ズームレンズ
ピントの位置を変えずに拡大・縮小して映せるレンズです。
バリフォーカルレンズ
焦点距離を調整することで、映す範囲を変えることができるレンズです。ただし、映す範囲を変更するごとにピントを合わせる必要があります。
ピンホールレンズ
通常のレンズ素材を使わず、1~5mm位の小さい穴をレンズとして使用します。
CCTVレンズ
監視カメラ用に作られたレンズで、色々な種類があります。ズーム、バリフォーカル、単焦点、オートアイリスなど、様々な機能を持ったレンズがあります。
単焦点レンズ
ピントの変更ができず、また映す範囲も一定のレンズです。映す位置を固定した防犯カメラなどに用います。
オートアイリスレンズ
光の強さや被写体への光の当たり方の変化に対応して、自動的に明るさを調整するレンズです。
CCD(Charge Coupled Devices 電荷結合素子)
レンズから取り込んだ光(映像)の情報を、デジタル信号に変換する装置です。
画素数が同じ場合、数が大きい(CCDのサイズが大きい)ほど画像情報が多くなり、画質が良くなります。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor 相補性金属酸化膜半導体)
CCDと同じように、レンズから取り込んだ情報をデジタル信号に変換する装置です。高機能の防犯カメラの小型化に一役買っています。また、CCDより消費電力が少ないというメリットがあります。
レンズマウント
カメラ本体とレンズを接続するために本体に装着する部品のことです。
レンズマウントの中でも複数種類があり、多くのカメラに使われているのが「Cマウントレンズ」。それより少しコンパクトなのが「CSマウントレンズ」です。
AGC(Automatic Gain Control)
明るさによって変わる入力信号の強弱を、出力時に一定の範囲内に調節する機能です。
最低照度
「照度」は、物体に光が当たる量のこと。「最低照度」とは、物体に当たる光がどれだけ弱い状態で撮影できるかを示したものです。最低照度が低いほど、暗いところでの撮影に対応しやすくなります。
S/N比
信号量(S)とノイズ(N)の比率を表します。この数値が大きいほどノイズが少なく、鮮明で安定した画像になります。
画素数
画像は小さい点が集まってできています。画素数とはその点の数のことです。画素数が大きいほどきめの細かい鮮明な画像になりますが、同時に情報量も多くなり、容量が大きくなります。
焦点距離
カメラのレンズからピント(焦点)の合う位置までの距離のことです。焦点距離が長いと遠くのものを狭い範囲で大きく映すことができます。逆に焦点距離が短いと映す対象が小さくなりますが、より広い範囲をカメラに映すことができます。